生化学工業にまつわる様々なご質問に研究者がお答えします。

Q1. 生化学工業に入社を決めた理由は何ですか?

糖質科学という分野に特化しており、他の製薬会社と異なる独特な発想をしている点と、自社でMRを持たないという企業戦略から研究開発に特化しているという印象を受けたからです。

売上高の20%程度を研究開発費に充てることや、全従業員の約3分の1が研究開発要員であることから、創薬研究に没頭できそうだと感じたので。

3つあります。

  • 糖質科学を使った創薬が面白いと感じたこと。
  • 自分が主体的に研究することができると思ったこと。
  • 若手社員の方々とお話する機会があったときに、みなさん楽しそうに働いている様子を話してくださっているのを見て、ここならば精力的に研究に打ち込むことができると思ったからです。

他社がなかなか着手していない分野なので、自身の専門性を高められることと、未開拓の研究領域もあるという期待を感じたからです。

糖質科学という基盤となる技術を持っている点。規模がそれほど大きくないので若いうちから責任のある仕事を任せてもらえそうだったからです。

パイオニア的な視点を持っていることから、チャレンジ出来る環境が整っていると感じたことを覚えています。また、部署を越えた意見交換が頻繁に行なわれている印象を受けたことと、少人数で仕事に取り組むということで、多くの業務に挑戦できると考えたからです。

待遇面の満足度及び雇用体制の安定を考慮したためです。

学生時代に糖に関連した研究を行っており、糖質科学に特化した創薬活動を行っている当社に魅力を感じたからです。

学生時代に身に着けた薬理学、毒性学等の知識を活かしながら、糖質科学という新たな分野にも挑戦したいと思ったからです。

核酸やペプチドに比べてマイナーな糖質科学分野に領域を絞っている点で、オリジナリティーの高い仕事ができると思ったからです。

Q2. 生化学工業の「研究者としての働き方」の魅力は何だと思いますか?

  • 企業でありながら、研究所にはアカデミックな雰囲気があるところ。
  • 新入社員でも、「やりたいこと」「したいこと」を積極的に提案できる環境であること。
  • 大企業ではないからこそ、探索研究から治験薬の製造まで研究所で行っており、製品が出来る様々な過程に触れることが出来るところです。
  • 研究だけでなく、特許調査、市場調査、医師訪問など仕事が多岐にわたる点。
  • 情報収集のために学会に積極的に参加させてもらえる点だと思います。

売上高に占める研究開発費の割合が高く、設備が充実しているので研究に集中して取組むことができるところ

若手であっても、責任の伴う業務に携わることが出来、研究者としてはもちろんのこと、人間としても成長しているということが実感できること。

  • 様々な実験をする機会に恵まれている点。
  • テーマ以外に、今後のテーマ探索のための自主研究も認められている点。
  • 若手のうちから、主体的に実験系を立ち上げ、新しいことに挑戦できること。
  • 開発テーマの管理と並行して、基礎探索検討、基盤研究も実施できること。
  • 学会、セミナー参加が多く、外部のハイレベルな研究機関から最新情報を仕入れて、自分の研究に取り込もうとする意欲があることです。

糖質科学には技術的にも理論的にも未開拓の領域が多いため、自分の考えに基づいて開拓していける楽しさがあること。

糖鎖創薬がバイオ医薬品の1種として、未来の医薬品開発の新しい潮流となりうると考えている。その可能性を感じることが出来ること。

  • 部署にもよるが、実験によって医薬品に直接関わっているという実感が得られる。
  • 他部署の方とも連携して、広く大きなプロジェクトとして実験を進めることが出来る。
  • 早い段階から一社員として業務を任される。

生活の質の向上に役立つ製品を社会に出しているということで、社会に貢献出来ていると感じること。
人数が限られており、複数の仕事をこなさなければならないことから、自分の能力を高めたい、成長したいと感じている人にとってはやりがいがあると思う。

Q3. 生化学工業の「環境面」での魅力は何だと思いますか?

東京都内に研究所があり、立地が非常に良い。
産休、育休など取りやすい。多くの女性社員が、結婚や出産後も勤めており、非常に女性が働きやすい環境であると思う。
新入社員に対しての研修やフォローなどが充実しているところ。

育休を取得する人が多く、子供のいる女性にとって働きやすい環境である。
年休を取得しやすく、フレックスを活用しやすい雰囲気である。

一つの敷地にいる人数は少人数であるため、人同士の繋がりが強くなり、仕事もはかどるところです。

育児支援などの福利厚生面が良い。年休取得やフレックス勤務を行いやすいので、プライベートも充実させることが出来る。

会社と労働組合が健全な関係で機能しているため、環境改善が継続的に実施されているところです。

  • 都心へのアクセスが良いにも関わらず、閑静な住宅街にあるため研究に没頭できる環境である。
  • エコ手当てを導入し、地球環境にも目を向けている。
  • 福利厚生面がよく、産休後に活躍される方も多い。

女性が結婚後、出産後も働きやすいところと、都心まで1時間かからないところです。

研究所が都内にあり、オフも充実して過ごすことが出来る。福利厚生面が良い。

  • 研究所の敷地内にグラウンドがあり、昼休みや休日のレクリエーションとして使用できること。
  • フレックス制度があり、ある程度自主的に勤務し、実験できること。
  • 短時間勤務制度があり、育児と両立しやすいこと。

サッカーグラウンドで昼休みにサッカーができる。
研究所は東京都内にあるが、都心ではないので、研究所のそばに住んでも家賃があまり高くない。

敷地内に緑が多く、春は桜、秋は金木犀などが楽しめる。

Q4. 生化学工業で働いている「人」には、どのような魅力がありますか?

糖質科学について、専門性の高い研究員がいる。

  • 自分自身の能力を高めるために積極的に自己啓発を行っている先輩がおり、刺激になる。
  • 自分の持っている知識や技術を展開し、全体の能力向上を心掛けている先輩がいること。
  • 新しいものを作り出そうというモチベーションを感じる。
  • 困ったときに相談に乗ってくれる先輩が様々な研究室にいる。
  • 自分の仕事に対して、モチベーションが高い人が多い。
  • ただ仕事として実験を行っている「企業人」ではなく、好奇心や向上心を持ち勉強し続けている「研究者」が多い。

中途社員の方も多く、様々な経験を積んできている人がいるため、視野が広いと感じる。
そのことから、一つの事にも多角的なアプローチが出来る人が多いと思う。
数多くの仕事を任せてもらえる環境だからこそ、努力する姿勢が皆に浸透している。

  • 様々なバックグラウンドを持った人が集まっており、多様な知識を吸収できる点。
  • 各研究員が情熱を持って仕事に取り組んでおり、研究員同士で議論が活発な点。

困難に直面したときに、相談するとフォローしてくれる先輩・同期・後輩が周囲にいる。

  • 個々のスキルが高く、まさに少数精鋭という印象を受ける。
  • GAGをどのように活かせば次のステップに進めるかを、常に考えている。
  • 室長クラスの方々でも、若手の話をしっかりと聞いてくれる。

肩書きや経歴等にこだわりすぎず、上級社員と若手社員が向き合って意見を言い合えるところ。

未開拓の領域が多いということは、その分人々の健康に貢献できる可能性が残されているということであり、その可能性の追求に使命感を持っているところです。

Q5. どんな学生に入社してほしいですか?

  • 未知なものに挑戦することへの気概に満ちた人。
  • 役に立つものを作りたいと思う熱意をもった人。
  • コミュニケーション能力に長けた人。

本気で薬を創りたいと思っている学生、熱意を持って仕事に取り組む学生に入社してもらいたいです。

  • 学生時代の研究分野に限らず、広い視野を持って様々な分野に対して取り組む熱意のある学生。
  • 全て先輩社員の言いなりになるばかりでなく、自分の考えをはっきりと訴えてくる学生。

仕事・プライベート問わず、何かしら、やりたいこと・実現したいことを持っている、持とうとしている方。自分なりに目標を持っている人とは、いろいろな点で切磋琢磨していけると思います。

公私にかかわらず目的意識があり、その途上に生化学工業への入社があるという道筋がはっきりしている人。

  • 自分の専門分野にこだわらず、なんにでも興味を持って積極的に行動する学生。
  • 自分の意見を主張できる学生。
  • 人のいいところや悪いところから学ぶことのできる学生。
  • 前向きで明るい学生。
  • 型にとらわれないユニークな発想を持った学生。
  • 周りの人たちと協力しながら仕事ができる学生。

まじめで粘り強いが柔軟な思考の方。

好奇心を持っている学生、考えることが好きな学生、謙虚だが自信を持った学生。

活発的で我慢強い精神力を持っている学生。

Q6. 研究職を志している学生へのメッセージをお願いします。

本人のやる気次第で様々なことにチャレンジできる会社です。
「自分の力で新薬を作り出してやる」、という熱意を持った方、是非一緒に働きましょう。

自分の手で医薬品を創りたいと「本気で」思っている人と一緒に研究がしたいです。
医薬品開発に対する燃えたぎる熱意をお持ちの方、お待ちしています。

大学と企業では研究の方向性が異なり、そこに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、共に根底には「未知への好奇心」があると思います。
製薬企業での研究は、結果がそのまま患者さんへとダイレクトに伝わるので、それも原動力の一つです。なかなか厳しい就職活動かと思われますが、 頑張ってください。

研究は必ずしもいい結果にめぐり合うわけではないため強い忍耐力が必要だと思います。また、失敗をうまくプラスに転換できるようなポジティブな精神が必要だと感じています。一つの実験に強い関心を持ち、観察力と洞察力を兼ね備えた研究者になってください。

失敗した実験の結果も、重要なデータです。なぜうまく行かなかったのか分析を怠らずチャレンジを続ければ、必ず成功すると思います!自発的に「やりたい!」「勉強したい!」と思い続けることができる研究者を目指して下さい。

糖質科学という比較的特殊な分野を研究の中心においているため、初めて触れることが非常に多くなるかと思います。
しかし研究に対する興味・関心と、それを研究活動に繋げるやる気・熱意さえあれば、先輩方のサポートもしっかりしていますので、のびのびと研究が出来る環境にあると思います。
少数精鋭という環境ですので、その中で自分が主役になってやるという意気込みでがんばってください。

現実的な目標を掲げることも時には必要ですが、手を伸ばしても簡単には届かないゴールを目指すことで、人は大きく成長できると思います。
常に新しい視点を持ち、貪欲に研究に取り組んでいってほしいと思います。

製薬会社での研究はモノヅクリです。新しい、未だ世にない薬を共に創りましょう。

今現在、一生懸命行っている研究領域だけでなく、その他の領域の研究内容についても関心を持ってほしいと思います。領域が異なっても、意外と関連する部分があると思うので、広い視野を持つことを心掛けたらよいと思います。

就職活動は自分を見つめなおす良い機会です。自分は何が出来るのか、何に挑戦したいのかを整理し、そこで発見したありのままの自分を面接で伝えてください。皆さんの健闘を祈っています。