生化学工業の特徴を8つのキーワードでご紹介します。

糖質科学で未来を創る

経営綱領のモットーである「独創 公正 夢と情熱」をもとに、「独創的な創薬により世界で存在価値のある企業」となることを目指しています。
ミッションステートメントに「糖質科学で未来を創る」を掲げ、糖質科学の知見を活かした当社ならではの独創的な新薬を継続的に生み出し、世界中の患者の方々の健康で心豊かな生活の質の向上に貢献していきます。

研究開発型製薬企業

製薬企業の成長の源泉は新薬開発にあります。生化学工業は、医薬品の販売部門を持たず、それぞれの製品領域で強みをもつ会社と提携し販売を委託する、研究開発と製造に特化した研究開発型の製薬企業です。全従業員のうち、約3分の1が研究開発要員(生化学工業単体では約45%)であり、売上高の25%~30%程度を研究開発費に投じていることも、当社の研究開発を重視する姿勢として表れています。
 

糖質科学、GAG

糖質科学とは、単糖が鎖のようにつながった糖鎖や、糖鎖がタンパク質や脂質など他の分子と結合してできた複合糖質、これらを研究するサイエンス分野をいいます。糖質科学領域の中でも当社が特に注力している物質は、複合糖質の構成成分のひとつであるGAG(ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸等)です。これらの物質は、化学構造が複雑であり、構造解析や大量合成が難しいことから、大手企業が参入しづらいニッチな領域といえます。生化学工業はこの糖質科学を専門分野とし、創立以来70年以上にわたり数多くの知見やノウハウを積み重ねてきた糖質科学のパイオニアとして独創的な創薬に挑み続けていきます。

世界初、国内初

糖質科学のパイオニアとして、様々な世界初、国内初の製品を産み出してきました。1950年に世界初のコンドロイチン硫酸の工業化に成功したことを皮切りに、1987年にはヒアルロン酸を主成分とする世界初の関節機能改善剤「アルツ」、国産初の眼科手術補助剤「オペガン」を発売しました。また、2018年にはコンドリアーゼを有効成分とする腰椎椎間板ヘルニア治療剤「ヘルニコア」を国内で初めて発売するなど、糖質科学の知見を活かしたユニークな医薬品・医療機器を生み出し続けています。

研究開発方針

新製品を早期かつ継続的に創出するために、研究開発の対象物質や重点疾患領域を絞り込んだ効率的な研究開発活動を推進しています。創薬の対象とするのは長年携わってきた複合糖質の構成成分のひとつであるGAG(ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸等)です。GAGそのものを医薬品として応用するだけでなく、架橋技術などを用いてGAGを修飾した物質や、GAGに働きかける酵素等も対象としています。重点疾患領域については運動器領域や眼科疾患領域を中心に、新規領域の開拓にも注力しています。

 

ワークライフバランス

フレックス制度や、週に1日の「ノー残業デー」、育児・介護等に対応するための短時間勤務制度及び積み立て休暇制度等を備え、社員の生活ニーズと仕事の両立を支援しています。有給休暇平均取得率は79.4%(2019年3月期)、育児休復職率100%(2008年3月期~2019年3月期)となっており、男性の育児休暇取得者も増加しています。今後も働きやすい職場環境の向上を目指し、働き方へのニーズに対応した制度の導入を検討していきます。

※数値は全て当社単体ベース

製品

生化学工業は独自の技術を活かした高品質な製品をグローバルに展開し、国内外の医療に貢献しています。


・関節機能改善剤「アルツ」
関節内に直接注射で投与する世界初のヒアルロン酸を主成分とした関節機能改善剤。あらかじめ薬液を充填したプレフィルドシリンジ製品であるアルツディスポは、医療機関のニーズに合わせた製品改良を重ねています。

 

関節機能改善剤「Gel-One」
米国向けの単回投与の関節機能改善剤。架橋ヒアルロン酸ゲルを主成分とし、3mlという少量の投与で長期の効果を発揮します。

 

眼科手術補助剤「オペガン」
白内障手術の際にヒアルロン酸の粘弾性により眼内空間を保持して施術をサポートする製品。医療ニーズにあわせて、オペガンハイ、シェルガンという容量や粘弾性が異なる7種類の製品をラインナップしています。

 

腰椎椎間板ヘルニア治療剤「ヘルニコア」
コンドリアーゼを有効成分とする国内初の腰椎椎間板ヘルニア治療剤。椎間板内に直接注射することから、全身麻酔の必要がなく、手術療法と比較して患者の方々の身体的負担が小さいという特徴を有しています。
 

アルツ
拡大
アルツ
Gel-One
拡大
Gel-One
オペガン
拡大
オペガン
ヘルニコア
拡大
ヘルニコア

事業所

関東にある4つの事業所と米国子会社で構成されています。


・中央研究所 / CMC研究所 
医薬品の候補となる物質の探索、薬効や安全性・薬物動態の評価などを行う中央研究所、治験薬製造や製造プロセスを設計し、工業化検討を行うCMC研究所の2つの研究所を有しています。


・久里浜工場 
抽出と発酵による原薬製造に特化した工場です。創業当時から受け継がれてきた高度な抽出・精製技術を用いて、ヒアルロン酸の原料となるニワトリの鶏冠やコンドロイチン硫酸の原料となるサメ軟骨から、高純度の原薬を効率的に製造しています。
・高萩工場 
主力品である関節機能改善剤をはじめとした医薬品・医療機器の製剤化を担っています。現在では敷地内に5つの製剤棟を有し、ヒアルロン酸のプレフィルドシリンジ製剤において世界有数の生産規模を誇っています。


・本社 
臨床開発部や知的財産部等の研究開発本部や販社との協業を行う事業推進本部に加え、信頼性保証部門、管理部門などが在籍しています。


・アソシエーツ オブ ケープ コッド インク(ACC社)
当社100%子会社であるACC社は、エンドトキシン測定用試薬を世界で初めて開発した会社です。1997年に当社子会社となり、現在はLAL事業の中心的な役割を担っています。
 

中央研究所 / CMC研究所
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中央研究所 / CMC研究所
久里浜工場
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久里浜工場
高萩工場
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高萩工場
本社
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