生化学工業とは?
私たちは創立70年を超える製薬会社です。
創薬分野において多くの可能性を秘めた
「糖質科学」のパイオニアとして、私たちは
独創的な医薬品・医療機器を生み出しています。
世界中の患者の方々の健康で
心豊かな生活の質の向上に貢献し、
豊かな未来を創造する企業。
それが、私たち生化学工業です。
生化学工業のモットー
私たちは、社会から信頼を得られる企業として必須である「公正」をベースに、
今までにない技術や用途開発、そして革新的な新薬を生み出すための「独創」の精神と、
高い志・理想をかかげてその実現を目指す「夢と情熱」を持ち続けます。
「独創 公正 夢と情熱」、これが、生化学工業の活動の源泉です。
「糖質科学」の
研究を貫き
70年
世界が注目する
「糖質科学」のパイオニア
生化学工業が専門分野としている「糖質科学」は、複合糖質や糖鎖を研究する科学分野です。
当社は、複合糖質の重要性がまだ解明されていなかった70年以上前から糖質科学に着目し、創薬技術を磨きあげ、医薬品や医療機器を世に送り出してきました。
近年、複合糖質の構成成分のひとつである糖鎖は、いのちの誕生から老化まで、様々な生命現象に深くかかわっていることが解明されつつあり、創薬における糖質科学の可能性は一段と高まっています。
当社は、「糖質科学」のパイオニアとして独創的な創薬に挑み続けていきます。
研究開発を
重視する
ビジネスモデル
糖質科学関連の技術やノウハウを
活用した新薬開発
製薬企業の成長の源泉は新薬開発にあります。生化学工業では、研究開発の対象とする物質や重点疾患を絞り込み、糖質科学関連の技術やノウハウを活かした、効率的な研究開発活動を行っています。また、当社は医薬品の販売部門を持たず、各製品領域で強みを持つ製薬企業と販売提携するビジネスモデルを展開しています。全従業員(生化学工業単体)の40%が研究開発要員であることに加え、売上高の25%以上を研究開発費に投入していることも、当社の研究開発を重視する姿勢として表れています。
高品質な
医薬品を
生み出す技術力
高品質を支えるパイオニア精神
当社の事業をさかのぼると、1950年のコンドロイチン硫酸の工業化にたどり着きます。糖質科学の重要性がほとんど知られていない時代に、世界に先駆けて複合糖質のひとつであるコンドロイチン硫酸の工業生産に成功しました。その成功の鍵となったのが当社独自の抽出・精製技術です。当社は長年の経験により培った技術力を活かし、高品質な医薬品・医療機器を世界中の患者の方々に安定的に供給しています。
当社には、創業以来、糖質科学に取り組み、未知の領域を切り拓いてきた自負と誇りがあります。当社製品の品質は、この「パイオニア精神」が育んできた技術力によるものです。
国内2工場、海外1工場体制
生化学工業では、国内に2ヶ所の医薬品製造工場、米国にエンドトキシン測定用試薬の製造工場を有しています。久里浜工場(神奈川県)では医薬品の原薬となる高純度のヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸の製造を、高萩工場(茨城県)では当社の主力製品である関節機能改善剤をはじめとする医薬品・医療機器の製剤化を行っています。いずれもグローバル標準に適合した品質マネジメントシステムを構築しています。
患者さんの
QOL向上に
貢献する製品群
日常生活の質を改善する医薬品・医療機器
生化学工業のコアビジネスは、主に医師の方々が処方する医療用医薬品を製造・販売する医薬品事業です。その主力製品は、高齢者の方々に比較的多い変形性膝関節症の治療や白内障手術に用いられる、ヒアルロン酸を主成分とした医薬品です。また、複合糖質の構成成分を分解する酵素を用いた腰椎椎間板ヘルニアの治療剤も新たに発売しました。このように当社では、様々な製品の供給を通じて、運動器疾患や眼科領域疾患などに悩まれる患者さんの健康で心豊かな生活の質(QOL)の向上に貢献していきます。
医薬品等の品質を管理する試薬
もう一つの事業セグメントであるLAL事業は、医薬品や医療機器の製造プロセスにおける品質管理に使用されるエンドトキシン測定用試薬などを製造・販売するビジネスです。海外子会社であるアソシエーツ オブ ケープ コッドインク(ACC社)は、世界で初めてエンドトキシン測定用試薬の開発に成功した企業で、主に製薬メーカーでの品質管理業務に貢献しています。
世界の人々の
健康のために
グローバルな医療ニーズに対応
生化学工業は、関節機能改善剤を米国や欧州、アジアで販売しているほか、中長期的な視点で既存製品の新規国への導出や海外での新薬の開発を推進しています。
また、ACC社では、米国や欧州を中心とした販売ネットワークを活かし、自社で製造したエンドトキシン測定用試薬等を展開しています。
今後もグローバルな医療ニーズに応えるために、海外展開を加速させていきます。