中期経営計画の重点施策を着実に進捗させるとともに、
コロナ禍における事業の持続的推進に取り組んでまいります

当社を取り巻く事業環境は、国内での薬価制度抜本改革により、主力製品が薬価引き下げの大きな影響を受けるとともに、米国の変形性関節症市場においても、新規競合品の参入や企業間競争の激化など厳しい状況にあります。これらにスピード感を持って対応し、早急に収益改善を図っていくことが喫緊の課題と考えています。

 

2020年3月期からの3ヵ年の中期経営計画では、「再び成長軌道を描くための基盤強化の期間」と位置づけ、(1)新たな収益の柱となる新薬開発の加速、(2)製品の市場拡大による収益基盤強化、(3)生産性向上のための改革、この3つの重点施策を着実に推し進めることで、徐々に成果が出始めています。

 

今年に入ってからの新型コロナウイルス感染症拡大は、世界的に経済や生活の面で大きな変化を及ぼしています。当社においても、外来受診抑制等による市場の縮小や、臨床試験の進捗遅延などの影響を受けていますが、2020年3月より対策本部を発足させ、従業員やその家族、地域社会の感染防止を優先しつつ、事業への影響を最小限に抑える施策を講じています。そのなかでも、製薬企業としての責任を果たすべく、従業員の安全を可能な限り確保したうえで、生産工場の稼働を継続し、製品の安定供給に努めております。
 

株主をはじめステークホルダーの皆さまにおかれましては、引き続き一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2020年12月
代表取締役社長