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Person_ 05
品質保証

常に現状の上のレベルを目指そうとする熱意の高い仲間たちと一緒に工場での品質保証に取り組んでいく

常に現状の上のレベルを目指そうとする熱意の高い仲間たちと一緒に工場での品質保証に取り組んでいく

プロフィール

M.O.
高萩工場QA室 主任
2023年入社

医薬品受託製造会社からキャリアをスタートし、自社製品を製造販売している企業でQAとしてキャリアを築くことを希望して2023年中途入社。配属は製剤化を担当している高萩工場。常に改善や高いレベルの医薬品づくりに取り組む風土の中で経験を積んでいる。また、工場内のプロジェクトメンバーに手を挙げ、コミュニケーションの活性化や仕事への意識を高めるための施策立案に取り組んでいる。

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製造の過程で起こる逸脱や変更に対応し
医薬品の品質を守っていく

高萩工場での品質保証(QA)の仕事は、医薬品の製剤化プロセスにおいて、その品質を担保することを目的としています。具体的な業務には、逸脱管理、変更管理、試験記録の照査、手順書の改訂などがありますが、特に重要なのは「逸脱管理」です。

逸脱とは、製造時に手順や法律で定められた基準から外れてしまう事象のことを指します。これは機械の不具合からヒューマンエラーまで、幅広い原因によって発生する可能性があります。もし逸脱が発生した場合、担当者が集まり事務局を設置して、逸脱に対する処置内容の確認、原因の究明、是正処置の実施とその有効性の検証をを行います。このプロセスでは、会議の内容から各種変更や対応まで、すべてを記録に残すことが重要です。私も日々、そのような作業に追われています。

また、高萩工場では工場長を筆頭に、業務や品質向上への熱意にあふれた人々が多く働いています。法令や規制を遵守するだけでなく、さらに高い基準を目指して、高品質かつ安全な医薬品を提供しようとする姿勢には、純粋に尊敬の念を抱きます。業務を通じてその意識の高さに触れるたびに、私自身もより高みを目指そうというモチベーションが湧いてきます。

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より良い品質マネジメントシステムの構築に向け
飽くなき追求を続ける会社の風土が好き

こうした改善意欲の高さを実感した出来事の一つに、査察を受けた時のことがあります。当社では、品質マネジメントシステムについて県の適合性調査が定期的に実施されています。査察が入ると、その後に寄せられるコメントや指摘事項への是正対応を行いますが、当社ではさらに一歩先を行きます。査察が終わるとすぐに責任者たちが集まり、「ここはもっと手厚く対応して保証体制を整えるべきだ」と議論が進み、指摘を受ける前から積極的に改善に取り組む姿勢が見られます。こうした自主的な改善への取り組みこそが、当社の強みであると感じます。

また、会社のこうした雰囲気に触発される場面も多く、私自身もその影響を強く受けています。入社当初から、私がどのような仕事をしたいのかを上司が汲み取ってくださり、仕事を任せてもらえる機会が何度もありました。私も改善が必要だと思ったことについては積極的に提案し、信頼をもって任せてもらう中で大きなやりがいを感じています。今後は、周囲の人々のように小さな気づきを大切にしつつ、さらに高いレベルでの品質保証に貢献していきたいと考えています。

Theme_ 03

常に新しいことを学び続け
成長し続けられるのがQAの醍醐味

この会社に入社して1年、QAの仕事を通じて多くを学び、毎日が新しい刺激に満ちています。この仕事には「ここまで勉強したら一人前」という境界がなく、法令やガイドラインが刻々と変化し、情報も常に更新されるため、常に学び続け、成長し続ける実感があります。また、逸脱や変更といったトラブルの内容もその都度異なり、同じ作業の繰り返しではありません。だからこそ、改善に向けて新しいことに挑戦し、自分で考えて行動する姿勢が大切だと感じています。学びながら成長したい私には、この職種がぴったりだと思っています。

さらに、個人としては工場全体の変革にも貢献したいという思いから、「高萩ミライ共創プロジェクト」のメンバーとしても活動しています。このプロジェクトでは、コミュニケーションの活性化や工場全体の進化・レベルアップを目指し、さまざまなアイデアをメンバーと共有しています。高萩工場をさらに良い場所にするため、自分自身も楽しみながら施策の立案や実現に全力で取り組んでいます。

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